こんにちは。
ぜひお読みいただけますと幸いです!
長いのですが、間違いなくお役に立ちます。
多くのお客様が「枡はどこのメーカーでも同じ」と思っていらっしゃいます。
ところが実際は違います。
何が違うのか。
①木材
②加工精度
③仕上げ
④その他
説明していきましょう。
①木材
弊社では伊勢神宮外宮にも使用されている「東濃ひのき」というブランド材を使用しています。
木曽檜は官材(伊勢神宮の式年遷宮用)のため、民間には滅多に出てきません。
東濃ひのきは「裏木曽」と呼ばれます。
木曽檜に次ぐ良質なヒノキです。
他社様は昨今の材料不足で全国のヒノキを混ぜて使用しています。
また、杉は奈良県の誇るブランド、「吉野杉」を使用しています。
香りが良いのです!
②加工精度
枡は遥か昔より計量という大切な役割を行う(神の役割を代行という考え方)ため「神器」と呼ばれる神聖なものです。
神様の代わりなので、本来それは丁寧に作る必要があります。
板の厚みがどの面もほぼ均等、枡組がしっかりされて隙間が無いことが重要です。
これをきちんと行わないと見た目がブサイクでお酒を入れると漏れてしまいます。
弊社ではきっちりと「神器」として作っています。
そうでないメーカー様もいらっしゃいます。
③仕上げ
当然、綺麗にカンナがかかってすべすべしていることが重要です。
カンナ掛けをきちんとすることで耐水性がより高まります。
木材はどうしても「逆目」というものが生じます。
これはどちらの方向からカンナをかけてもザラザラが残ることです。
弊社では極力残らないようにカンナ掛けを行います。
しかしながら逆目が残ったままのメーカー様が見受けられます。
見た目も触り心地も耐水性も落ちてしまいます。
神器なので綺麗に仕上げることが大切です。
④その他
暑い時期、ヒノキに含まれる脂(ヤニ)が出やすくなります。
これが含まれているので水に強いのです。
しかしヤニが出てきますとベタベタするし、見た目も悪いです。
弊社ではアルコールを使用して取り除きます。
一部のメーカー様は食品安全衛生上有害な「シンナー(有機溶剤)」を使用しているところがあります。
これは食品安全衛生上、アウトです!
もし購入された枡がシンナー臭かったら使用してはいけません。
焼印は専用機械でベテランがデザインに合わせて温度と焼き時間を調整しながら丁寧に焼いています。
綺麗に焼きつぶれることなく、すべてが同じ位置になることが他社様との違いになります。
お客様対応も大きく異なるようです(複数のお客様からのお話し)
横柄な対応、クレームを受け付けない、暴言を吐かれたなどあると聞いて驚いています。
それにより弊社に乗り換えられたお客様も少なくありません。
弊社では量や金額に関係なく、全てのお客様にきちんと対応をさせていただいております。
料金、枡の品質だけではなく、顧客対応も含めてのメーカー選びは重要です。
ご参考になれば幸いです!
株式会社マル仁
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